繰り返し読みたい投資・お金の本|私の資産運用の本棚

投資やお金について学ぶために、これまでさまざまな本を読んできました。

今回はその中から、これからも繰り返し読みたいと思っている本をまとめました。

紹介する本は、すべて一度は読んだ本です。ただ、読み終えたからといって、その内容を十分に理解し、実践できているとは限りません。

投資の経験を重ねてから読み返すことで、以前は気に留めなかった言葉や考え方が、自分の課題と結びつくこともあると思います。

一冊ずつ詳しい感想や学びを記事にしていきたいのですが、まずは本棚を紹介するような形で、5つのテーマに分けて整理しました。

個別の記事を書いたら、このページにもリンクを追加していく予定です。

  1. お金と人生の豊かさを考える本
  2. 資産形成・長期投資の土台をつくる本
  3. 企業分析・バリュー投資を学ぶ本
  4. 高配当株投資を実践する本
  5. 投資の心理・相場との向き合い方を学ぶ本

なお、このほかにも読んできた本はたくさんあり、今回取り上げていない良書も数多くあります。選書や分類、紹介の視点は、私自身の関心に基づくものです。

あなたにに合う一冊を見つけるきっかけになればうれしいです。

目次

1.お金と人生の豊かさを考える本

資産運用は、やりたいことを実現したり、日々の暮らしを支えたりするための土台だと考えています。

そのため、投資の方法とあわせて、「何のためにお金を増やすのか」「自分にとって豊かな暮らしとは何か」も考えていきたいところです。

最初は、お金と人生のつながりを考える3冊です。

  • 幸福の「資本」論
  • バビロンの大富豪
  • 私の財産告白

幸福の「資本」論

著者:橘玲
副題:あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

金融資産だけでなく、働く力や人とのつながりにも目を向けながら、豊かさを考える一冊です。

資産額は数字で確認できますが、暮らしの充実には、仕事や人間関係も関わっています。資産形成に取り組むなかで、人生全体のバランスも見直したいときに読み返したい本です。

金融資本で自由を、人的資本で自己実現を、社会資本で人間関係を豊かにするシンプルさが面白い!

バビロンの大富豪

著者:ジョージ・S・クレイソン

お金を貯めること、使うこと、働かせること。その基本に立ち返るための一冊です。

投資について学んでいても、日々のお金の使い方や、収入の一部を残す習慣は欠かせません。知識を増やすことと、基本を続けることの両方を大切にするために、繰り返し読みたい本です。

足元の習慣の大切さを思い出させてくれる本

私の財産告白

著者:本多静六

財産を築く実践と、その背景にある生活や仕事への姿勢に触れられる一冊です。

貯蓄や投資を、日々の習慣としてどう積み重ねていくか。書かれた時代と今との違いも意識しながら、自分の暮らしに取り入れられる考え方を、あらためて確かめたいと思っています。

楽な道はなく、ストイックさも時には必要だと感じさせられる本。本多静六氏にピシッと言ってもらえている感がたまらない!

2.資産形成・長期投資の土台をつくる本

個別の銘柄を調べることは、投資の楽しみのひとつです。一方で、資産全体をどう持つかによって、値動きの受け止め方や、投資の続けやすさも変わります。

ここでは、資産配分や積立、長期投資の方針を考えるときに読み返したい6冊をまとめました。

  • ポートフォリオ・マネジメントで一生お金に困らない人になる!
  • 40代から始める 攻めと守りの資産形成
  • 敗者のゲーム
  • インデックス投資は勝者のゲーム
  • となりの億り人
  • JUST KEEP BUYING

ポートフォリオ・マネジメントで一生お金に困らない人になる!

著者:高衣紗彩
副題:プロが実践する投資戦略

資産全体の組み合わせを考えるための一冊です。

何を買うかに加えて、それぞれの資産をどんな目的で持ち、全体としてどの程度のリスクを取るのか。保有資産が増えたり、生活の状況が変わったりしたときに、運用全体を見直す視点として読み返したい本です。

テクニック論だけではなく、自分の感情を踏まえた運用を提案してくれている良書

40代から始める 攻めと守りの資産形成

著者:井出真吾
副題:人生GDPの増やし方

資産を増やすことと、暮らしを守ることをあわせて考える一冊です。

投資に使える資金も、将来必要になるお金も、年齢や生活によって変わります。そのときの自分に合う「攻めと守り」を考えるために、節目ごとに立ち返りたい本です。

人生GDPという考え方は斬新!40代というタイトルだが、20,30代であっても参考になる考え方が多い

敗者のゲーム

著者:チャールズ・エリス

長期的な資産運用の方針を考えるための一冊です。

日々の相場を見ていると、目の前の値動きや、ほかの人の運用成績が気になることもあります。自分は何を目指し、どのような方針で投資を続けるのか。その軸を確認したいときに読み返したい本です。

テニスはミスした方が負ける。投資も同じで、素人では練習しないと勝てるわけがないという身も蓋もないことが書かれている。

個別株などで欲を出してギャンブルしたくなったら、自制のために読みたい本

インデックス投資は勝者のゲーム

著者:ジョン・C・ボーグル
副題:株式市場から確実な利益を得る常識的方法

インデックス投資の考え方を学ぶ一冊です。

私自身、個別株への投資と、全世界株式の積立を組み合わせています。市場全体に投資する意味や、運用コスト、長く持ち続けることをあらためて考え、自分の積立の土台を確認するために読み返したい本です。

「長期・積立・分散」の原点に立ち返らせてくれる本。インデックスのパフォーマンスがよくないときにも読みたい。

となりの億り人

著者:大江英樹
副題:サラリーマンでも「資産1億円」

資産を築いた人の考え方や習慣に目を向ける一冊です。

到達した金額とともに、そこまでにどのような選択を積み重ねてきたのかにも関心があります。自分の生活と照らし合わせながら、長く続けられる行動を考えるために、再読したい本です。

結局地味なことを淡々と続けた人が強い。そんなことを思い出させてくれる本。

自分がやっていることの効果がなかなかできない時に読み返したい。

JUST KEEP BUYING

著者:ニック・マジューリ
副題:自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則

貯蓄や投資を、データに基づいて考える一冊です。

いつ買うかだけでなく、投資に回せるお金をどうつくり、どのように投資を続けるか。自分の積立や資金管理を振り返り、日々の判断を整理したいときに読み返したい本です。

タイトル通り「ただ買い続けろ」の大事さを再認識したい時に読みたい。

3.企業分析・バリュー投資を学ぶ本

個別株に投資するときは、その企業が何によって利益を生み、今後どのように価値を高めていくのかを理解したいと考えています。

株価や配当利回りに加えて、事業や財務にも目を向ける。そのための考え方を学び直したい6冊です。

  • ファイナンス思考
  • 世界一やさしいファンダメンタル株投資バイブル
  • バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円
  • バリュー株投資の教科書
  • 知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ
  • デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座

ファイナンス思考

著者:朝倉祐介
副題:日本企業を蝕む病と、再生の戦略論

企業が将来に向けて価値をつくることを、ファイナンスの視点から考える一冊です。

目先の売上や利益と、将来につながる投資をどう捉えるか。個別株の分析に加えて、仕事でシステムや業務改善を考える際にもつながるテーマとして、読み返したいと思っています。

会計は「短期・過去」、ファイナンスは「長期・未来」のためにある。

この視点を得られるだけでもこの本は読む価値あり。

世界一やさしいファンダメンタル株投資バイブル

著者:日根野健(ひねけん)

企業の業績や財務などをもとに、株式投資を考えるための一冊です。

決算の数字を確認することと、その数字が何を意味するかを理解することには違いがあります。実際に企業を分析しながら読み返し、知識と判断を結びつけていきたい本です。

良い企業とは何かをシンプルに定義してくれている点が良い!

初心者向けではないが、企業分析を深くやってみたい人にはオススメしたい本

バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円

著者:DAIBOUCHOU
副題:10日で学ぶ10年10倍株の探し方

割安さと成長性に目を向けながら、長期的な個別株投資を考える一冊です。

NISAで何を持つかを考えることは、その企業をどのような理由で長く保有したいのかを考えることにもつながります。自分の銘柄選びや保有方針と照らし合わせながら、読み直したい本です。

私には考え方があった本。割安さだけではなく、成長性にも注目する点を解説してくれている点が良い。

バリュー株投資の教科書

著者:損切り抜刀斎
副題:暴落時に笑える狂人になるために

企業の価値と株価の関係に目を向ける、バリュー投資の本です。

株価が下がったときに、投資の機会と考えるのか、保有の前提を見直すのか。その判断には、企業の価値についての理解が必要です。割安と考える根拠を確かめるために、繰り返し読みたい一冊です。

バリュー投資の基本を教えてくれる本。全部を一気に理解しても難しいので、気になる点だけでも読むと読みやすい。

尖ったことは書いておらず、物足りないと感じるのはそれは「教科書」の要素を満たしているから。

他のバリュー投資本を読んだあとに何度も立ち戻りたい本

知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ

著者:山口揚平

株式や企業価値の基本を考えるための一冊です。

株を買うことを、その会社の事業や価値に参加することとして捉える。さまざまな指標を調べるなかでも、その土台を忘れないように読み返したい本です。

企業と株の関係性を分かりやすく解説してくれる本

デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座

著者:山口揚平
副題:会社の本質を見抜く9のポイント

企業の本質を、複数の視点から見ていくための一冊です。

ひとつの数字や目立つ材料だけでは、企業の全体像はつかみきれません。事業の特徴や利益の生まれ方など、見るべきポイントを整理し、自分の企業分析を深めるために読み返したい本です。

企業分析の醍醐味を教えてくれる本!私が企業分析に興味をもった最初の本であり、原点。

多角的に企業を分析し、企業のコア(価値の源泉)を見抜こうという視点が大好き

4.高配当株投資を実践する本

私の資産運用では、配当収入を少しずつ育てることも大切なテーマです。

配当利回りとあわせて、配当を支える事業や利益、保有を続ける理由も考えていきたいと思っています。そのために読み返したい3冊です。

  • 初心者でもできる元手100万円からの高配当株投資の始め方
  • ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超★高配当株 投資入門
  • 年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資

初心者でもできる元手100万円からの高配当株投資の始め方

著者:損切り抜刀斎

高配当株投資を始め、配当収入を育てていくことを考える一冊です。

配当収入は、一度ずつの買付や資金管理の積み重ねでもあります。投資を始めた後も基本に立ち返り、自分の使える資金のなかで、どう進めていくかを考えるために読み返したい本です。

長期で持つには「参入障壁」がある企業、つまり、長期で勝てる企業に投資すべきという理論には激しく同意する本。

今「高配当」ではなくとも、長期的に「高配当」となっていけば良いというスタンスも提示してくれる

ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超★高配当株 投資入門

著者:かんち
副題:「自分年金」を増やす最強の5ステップ

高配当株を通じて、継続的な収入をつくることを考える一冊です。

銘柄の選び方や保有の考え方を、自分の資産規模や暮らしにどう取り入れるか。保有銘柄を増やすときや、配当収入の育て方を見直すときに、あらためて読みたい本です。

ただの「高配当」株投資ではなく、株主優待も含めて人生を豊かする視点が素晴らしい

時に集中投資をしてきた著者の全ては真似できないが、「これなら自分もできる」点が見つかりやすい本

年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資

著者:配当太郎
副題:お金がお金を生み続けるすごい仕組み

配当収入を積み上げていくための考え方を学ぶ一冊です。

配当を受け取りながら、長く株を保有することをどう捉えるか。受け取った配当の使い方も含めて、自分の運用方針を整理する際に読み返したい本です。

一流企業(各業界の1位・2位)に絞って積み上げることの良さを説いてる

やっぱり大手は強い!

5.投資の心理・相場との向き合い方を学ぶ本

投資では、知識があっても、そのとおりに行動できるとは限りません。

株価が上がると買いたくなり、下がると不安になる。判断の背景には、数字だけでなく、そのときの気持ちもあります。

自分の感情や行動を振り返りながら投資を続けるために、心理や判断についての本も繰り返し読みたいと思っています。

  • 株メンタル
  • 株式投資で勝てる人・負ける人
  • 大暴落の夜に長期投資家が考えていること

株メンタル

著者:上岡正明
副題:トップ3%投資家の最強ソリューション

投資をするときの心理や、自分の判断との向き合い方を考える一冊です。

売買の結果とともに、「なぜその判断をしたのか」も振り返る。そのときの感情が判断にどう関わっていたかを考えるために、読み返したい本です。

投資目的別に「証券会社」をわけるなど、投資を続けられるメンタルであるための助言が数多く、折を読み直したい本

株式投資で勝てる人・負ける人

著者:損切り抜刀斎
副題:初心者が学ぶべき基本と上級者の思考法

株式投資の基本と、判断するときの考え方を整理するための一冊です。

利益が出た取引にも、損失になった取引にも、振り返るべき点はあります。結果に至るまでの考え方や行動に目を向け、自分の投資を見直す際に読み返したい本です。

中級者・上級者向けの本。すべて実践は難しいが、自分を見つめ直すのに役立つ。

大暴落の夜に長期投資家が考えていること

著者:ろくすけ

大きな下落局面と、長期投資家としてどう向き合うかを考える一冊です。

相場が落ち着いているときと、実際に資産が減っているときでは、同じように考えられないこともあります。長く保有する理由や、その前提を確認するために、平時から読み返しておきたい本です。

暴落時ではない時にそ読んでおきたい本

本を読み返しながら、自分の投資も見直していく

今回紹介した本は、すべて読んだことのある本であり、これからも繰り返し読みたいと思っている本です。

本の内容を知ることと、自分の判断や行動に取り入れることの間には、大きな差があるのだと思います。

実際に企業を分析する際や、相場の下落時に読むなど、様々な読み方をしていければと思います。そのときの自分の課題と照らし合わせることで、同じ本からも新しい気づきが得られるはずだからです。

このブログでは、今後、一冊ずつ感想や学びを整理し、自分の資産運用にどうつなげたいのかも記録していく予定です。

資産運用の状態を確認するように、ときどき自分の考え方も見直す。そのための本棚として、このリストを少しずつ充実させていきたいと思います。

参考:今回紹介した本一覧

カテゴリ書籍名著者リンク
お金と人生の豊かさ幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」橘玲
お金と人生の豊かさバビロンの大富豪ジョージ・S・クレイソン
お金と人生の豊かさ私の財産告白本多静六
資産形成・長期投資ポートフォリオ・マネジメントで一生お金に困らない人になる!――プロが実践する投資戦略高衣紗彩
資産形成・長期投資40代から始める 攻めと守りの資産形成――人生GDPの増やし方井出真吾
資産形成・長期投資敗者のゲームチャールズ・エリス
資産形成・長期投資インデックス投資は勝者のゲーム――株式市場から確実な利益を得る常識的方法ジョン・C・ボーグル
資産形成・長期投資となりの億り人――サラリーマンでも「資産1億円」大江英樹
資産形成・長期投資JUST KEEP BUYING――自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則ニック・マジューリ
企業分析・バリュー投資ファイナンス思考――日本企業を蝕む病と、再生の戦略論朝倉祐介
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企業分析・バリュー投資バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円――10日で学ぶ10年10倍株の探し方DAIBOUCHOU
企業分析・バリュー投資バリュー株投資の教科書――暴落時に笑える狂人になるために損切り抜刀斎
企業分析・バリュー投資知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ山口揚平
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投資の心理・相場との向き合い方大暴落の夜に長期投資家が考えていることろくすけ
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